調査・設計

工事計画や保全点検に関わる調査・設計を行い、効率的な手法を提案

RESEARCH / DESIGN

保全の進むべき方向に
道しるべを。

点検・診断で得た情報の解析結果をもとに、変状や故障が起きた原因を調査・究明し、効率的な補修方法・予防的な更新方法など、工事の検討を行います。
緊急性のある変状は速やかに補修に繋げ、また過去のデータで頻繁に補修を繰り返しているような箇所は、大規模な工事などで長期的な耐久性を持たせることを意識するなど、経済的な高速道路の維持を提案していきます。

業務内容

積雪寒冷地に位置する北海道では、路面凍結を防ぐための凍結防止剤の使用が橋梁などのコンクリート構造物が傷む原因となり変状の進行を加速させています。そのような環境の中で、高速道路を健全に保つためには、点検・診断結果を基に、詳細な調査を行い劣化原因の推定をするとともに最適な補修や補強を行うことが重要です。
高速道路の保全業務における経験や培ってきた技術やノウハウを活かして、土工・のり面・橋梁・トンネル・舗装などの道路構造物や、トンネル非常用設備、受配電設備、CCTV設備の施設設備に対して、道路設計や構造物の補修設計を行うほか、のり面の動態観測や交通渋滞の原因の調査、高速道路と共存する自然環境を維持するための調査など、業務は多岐にわたります。

橋梁床版のコンクリート中の腐食環境を調べる自然電位測定

橋梁床版のコンクリート中の鉄筋位置を調べる電磁波レーダー調査

橋梁鋼桁の板厚測定

舗装の補修計画資料の作成

地滑りしたのり面の動態観測データの確認

施設設備設計業務