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仕事を知る

土木関連

車上から舗装やガードレール、標識など道路付属物の状況や変化を確認し、判定や診断を行う日常点検と、橋梁やトンネル、のり面などの道路構造物を、5年に1回のサイクルで近接目視や打音点検などを行う詳細点検の2種類があります。最近では高解像度カメラやドローンなどを用いた新たな点検技術の導入や、月に1回の緑地点検も実施しています。

施設関連

施設保全点検は、法令や規程に基づき、トンネル設備や電気設備・道路情報板などの施設設備の状況を的確に把握・診断します。
受配電設備や自家発電設備などの動作状態を目視や聴覚などにより確認する日常点検と、詳細な機能確認で設備に異常がないか確認する定期点検のほか、照明や情報板など施設構造物の状態を確認する構造点検があります。

高速道路の保全業務における経験や、培ってきた技術・ノウハウを活かした、道路構造物や施設設備の補修設計のほか、動態観測、交通渋滞の原因の調査、高速道路と共存する自然環境を維持するための調査、施設設備の新設・更新に伴う現地調査、道路附属施設の配置・方式、規模についての検討を行うなど、業務は多岐にわたります。

NEXCO東日本が実施する舗装・橋梁・トンネル・施設設備などの補修・補強工事や4車線化工事について、施工の安全・品質・工程等を工事現場で管理します。
工事の計画・施工図面の作成・工事数量の算出・工費の積算に関する基礎資料作成からはじまり、工事中には安全指導と工程管理、および施工過程の各段階で工事目的物が設計に定めた品質を満たしていることを確認します。
また、北海道の保全管理で培った技術をもとに、地域にあった最適な技術提案なども行います。

安全管理・品質管理・工程管理のマネジメント能力や緊急工事に対応できる確かなスキルを併せ持った技術者が、高速道路の設備を守り、快適な道路空間の維持に取り組んでいます。電気・通信・機械設備の機能を一定の水準に保ち、24時間365日間、安全・安心で快適な空間を確保するために、清掃作業・交通事故復旧作業・補修工事・緊急作業を行います。

各種照明、ランプ交換、消火栓やジェットファンなど、トンネル内設備の清掃で良好な状況を維持。事故で損傷したブリンカーライトや自発光スノーポールなどの設備を迅速に補修する交通事故復旧工事のほか、点検によって発見された照明や情報板などの故障に素早く対応する補修作業があります。

橋梁、トンネル、のり面、施設設備などの道路資産データや保全点検の結果、施設設備の故障データ、交通量および雪氷に関するデータの整理や解析を行い、各種データを活用して補修計画の策定を行います。また、道路資産を分類し適正な財務管理を支援しています。

北海道の高速道路で必須となる各種雪氷対策とその作業の効率的運用、諸施設の改善などの開発をはじめ、日常業務の気づきや効率化を図るための工夫の中で、点検の効率化・高度化に寄与する調査研究・新技術による製品開発を行っています。

技術開発業務では、ニーズ調査をもとに計画および実施内容を決定。技術開発委員会での審議を経て意思決定します。 技術運用業務では、業務効率化を目的に、NEXCOの各支社で技術開発製品を活用し、継続的な安定稼働をめざします。 技術販売業務では、北海道の地域特性を考慮して開発された製品の販売と広報活動を行っています。